私の新入社員時代『for the customer』
吉田工業株式会社(現YKK株式会社)に入社、建材部門に配属され営業一筋に歩んできました。入社当時はがむしゃらにお客さまのご要望に応えていくということにこだわってやっていました。一方でお客様のご要望を実現するためには自分の力だけでは難しく、社内や取引先とのチームワーク、円滑なコミュニケーションを心がけていました。結果、お客様との約束を守ることで信頼関係が積み重なり、やがて頼られる存在になっていくということに仕事のやりがいを感じていました。
YKK APグループ精神『善の巡環』
5年目に所長になり、その立場、立場で与えられた役割を果たしてきましたが、一貫して変わらないのはお客さまのためにという視点を貫くこと。YKK精神として『他人の利益を図らずして自らの繁栄はない』(善の巡環)があり、これが染み込んでいます。YKK APグループでは、最初に売上を目標にすることはありません。経営としての売上目標があったとしても、それは一人一人の社員の目の前にいらっしゃるお客さまの満足の積み重ねの上で、達成されていくものだという考え方をします。
YKK APラクシーのビジョン(目標)
YKK APラクシーはもともと独立した企業でしたが、リフォーム市場への参入を図るYKK APグループと戦略が一致しグループに参加しました。現在当社はマンションの大規模修繕を柱に事業展開していますが、今後、商業ビル・学校・病院等の成長分野に力を入れ、YKK APグループ全体としてシナジー(相乗効果)を最大化する事業展開をしていきたいと考えています。また当社の成長戦略としては、担当地域の拡大です。具体的には西日本への展開を考えています。これらを積み上げて行けば100億円企業としての姿も視野に入ってきます。
YKK APラクシーの強み(Unique Selling Proposition)
当社の強みは技術力の高さです。大規模修繕の分野に特化して、現場優先で技術の蓄積や社員の育成に取り組んできました。今では安全技術統括部も独立して施工の品質・安全確保に取り組んでいます。また、大規模修繕業界は大手であってもあまり一般には認知されていませんが、今後はYKK APラクシーの現場対応力と、YKK APグループのブランド力・信頼性を掛け合わせることで、当社独自の企業価値やブランドを形成していきたいと考えています。
YKK APラクシーの使命
仕事は社会貢献や地域貢献でもあります。自らの仕事が社会に役立つものであれば、それを拡大していくことも社会に対して役立つことに繋がります。当社の事業は社会の基盤である建物をメンテナンスして、長く使っていくことで環境負荷を抑えることにつながり、更に住民の方の資産を守っていくという意味で社会を良くしていくことに貢献するものです。そのような社会を良くする事業を拡大していくことは当社の使命でもあり、近年世界的に大きく取り上げられているSDGs(持続可能な開発目標)に寄与するものであると思います。
YKK APラクシーの社風・企業文化
YKK APラクシーは「社員が若く風通しの良い会社」です。社員同士でも年代が近いので、お互いに本音を言いやすいのではないかと思います。また、要領の良さよりも、目の前のひとつひとつの仕事にがんばって取り組んでいける人を大切にする文化があると思います。当社としては、YKKグループの「社員を大切にする」という企業文化とラクシーが持つ伸びしろの大きい成長企業ならではの良さをかけ合わせて、新しいYKK APラクシーの企業文化を醸成していきたいと考えています。
YKK APラクシーが求める人物像
イチローさんは最初に目標として生涯ヒット数を4000本以上打とうと思ったのではなく、毎打席お客さまを喜ばせたい、試合に勝ちたいという思いを持って取り組み、結果4000本以上のヒット数に繋がりました。仕事も同じです。売上そのものを目指すのではなく、お客さまが喜ぶ姿を自分自身の喜びと重ねる。そのような想像力を持った人材、そういう姿をイメージして日々の仕事に取り組んでいける人材を私たちは求めています。もうひとつは、要領の良さよりも、目立たないところでも地道に取り組む『がんばれるDNAを持った人』も求めています。企業としてそういう人を大切にする文化を育てていきたいと思います。
Message ~社長から皆様へ~
社名であるラクシーの語源は『楽勝』。ここには、「常に前向きに」「楽しく仕事をして成果を出す」という想いが込められています。この創業の思いを大切にすることでYKK APラクシーは更に大きく飛躍できると確信しています。こんな私たちの価値観を理解し、また仕事の中に達成感や社会に役立っていることを実感したり、自分らしい生きがいを見出したいという方にぜひ入社していただきたいと思います。
株式会社YKK APラクシー
代表取締役社長